ネットデイって?


ネットデイってなんですか?

 保護者・先生・児童生徒・ボランティアが力を合わせて学校の中にLANの配線をするイベントです。

なんで教室にLANを引くのですか?

 学校でのコンピュータの活用は「コンピュータ教室で」「教科書と関係なく総合的な学習の時間などだけに」行われるべきだ、という考えがありますが、こんな考えは日本だけです!
 「ふつうの教室」の「ふつうの授業」の中で、先生や児童生徒がコンピュータやインターネットを自然に使いこなすことが、現代の教育の中で重視されています。(これを『教育の情報化』といいます)
 そのために、学校のあらゆる部屋にLANを引く必要があるわけです。

そのようなことは行政の仕事ではないのですか?

ミレニアム・プロジェクト『教育の情報化』」によると、2005年度を目標に
・すべての普通教室にパソコンを2台ずつ整備
・その他の教室(特別教室など)に各学校6台ずつ整備
・各教室(普通・特別)にプロジェクター等を1台ずつ整備
・校内LANを全ての教室に整備し、インターネットへの「教室接続」を実現する
 (「教室接続」=どの教室からでもインターネットを利用できる)
を実現させることになっています。鳥取県でも、高校などの県立学校では、かなりの割合で環境の整備がすすんでいるのですが、地方財政の悪化や、いわゆる「横並び主義」のため、小・中学校では整備が進んでおらず、見通しすら立っていないのが現状です。

「ネットデイ鳥取」は安くやってくれる工事の人?

 業者に頼むととても高価なLAN設置を、ネットデイでやると安く済みます。ですが、私たちネットデイ鳥取(通称「つなが会」)は「工事をやってくれる人」ではありません。
 私たちネットデイ鳥取は、さまざまな業種の人が集まっているボランティア団体で、普通の人よりも若干LAN設置の経験はありますが、私たちだけでネットデイができるわけではありません。やっぱりその学校の保護者の方や先生方、児童生徒がネットデイの主役なんです。

素人にはできないのではありませんか?

 電気の線(100V)を引っ張るのには資格がいりますが、LANの線を引っ張るのに、資格は必要ありません!初めての方でも、すぐにできるようになります。
(もちろん、電気工事の資格を持っておられる方にも参加して頂くとありがたいです)
また、イベントをささえる受付、炊き出し、子守などの仕事もありますので、性別や技術に関係なく誰にでもご協力いただけます。

・・・というわけで、ネットデイへのご参加をお待ちしています




(文責:近藤@ネットデイ鳥取)


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